コラム

親の介護と特別寄与分

相続で問題になるケースとして、親の介護の問題があります。

法律上、特別寄与分というものが認められているので、親の世話などをした場合に通常の相続分以上に余計にもらえるのではないかという感覚を世間のほとんどの方が身につけています。

 

しかし、特別寄与分の趣旨は、財産の維持もしくは増大に寄与した場合であるので、世話をしていただけではそのように認められないことがほとんどとなります。介護をするにあたって、仕事も変えて都会から田舎に戻ったということもあることでしょう。確かに、その努力は涙ぐましいものがあります。しかし、親の財産の維持もしくは増大に寄与したとはいえず、寄与分を認められないケースのほうが多いことでしょう。

 

残念ながら、将来の相続を考えて、介護などの世話をする方もいるかと思います。一方、相続のことは考えずに誠心誠意尽くす人もいることでしょう。しかし、実際の相続の場面になり、資産がある場合はこのような争いになるケースはよくあることなのです。

実は相続分にはあまり影響がないということは、社会的にオープンにならないほうがいいのかも知れません。

 

一つこういった場合の対処法をお教えします。

存命中に、自分に有利な遺言書を書いてもらうことです。

介護をしながら、いろいろと話すチャンスはあるはずです。

 

その時に、介護をしていても相続分に影響しないことを話すか、もしくは、単に遺言書をお願いするか人それぞれですが、親と向き合ってしっかり話すのがいいのではないでしょうか。真実はしっかり伝えて、遺言書を書いてもらいましょう。

 

どのように書いてもらうかなどは、弁護士が出張遺言作成サービスをしている場合もありますので、そういったサービスを利用するのもよいでしょう。

 

ちなみに、当サイトの専門家に登録している新宿キーウェスト法律事務所の弁護士澤藤亮介先生が出張遺言サービスを行っています。

私もお会いしたことがありますが、弁護士経験が10年近くあり、フットワークも軽く、話しやすい先生です。

 

具体的な遺言内容など、どうすればいいかなど、お電話で御相談してみてください。

きっと力になってくれることかと思います。

 

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